星の仮説~未来が見えるしくみ~

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私は普段から当たり前のように未来を見てしまっていますが、あるとき、なぜ未来を知ることができるのかについて考察したことがあります。

太陽と地球の距離および時間

私たちにとってなくてはならない恒星である太陽は地球から約1億4960万キロメートルの距離に存在しています。この距離は、光の速さで移動しても8分19秒かかります。
すなわち、私たちが浴びている光は、8分19秒前の太陽が発した光、ということになります。同様に、肉眼で観察できるのも8分19秒前の太陽ということになります。

太陽は言うまでもなく、私たちに昼夜の感覚をもたらし、暑さ寒さをもたらし、地球上の生命に大きな影響を及ぼしています。しかしこれらは、8分19秒前の光によるものです(光に限って言えば)。

月と星

月は、地球から38万4,403km、約1.3光秒の距離にあります。1.3秒前の反射光を見ているわけですね。数ある衛星の中でも地球の大きさに対して月は非常に大きな衛星で、兄弟のような星です。このため引力の影響を受け、潮の満ち引きや生体の内部にも大きく影響をもたらしています。

では、その他の惑星や星はどうでしょうか。太陽よりはるかに大きくても距離があるなどして、単体では影響は少ないとしても、大変な数があるため、集合的な影響を受けていると考えられます。

惑星

明けの明星、宵の明星で知られる金星は、地球よりも太陽に近い軌道を通う惑星です。
公転半径が1億820万8930キロメートルですので、単純に計算すると最も遠い時(外合時)で金星の公転半径+太陽と地球の距離で約2億5780万8930キロメートル、最も近い時(内合時)で4139万1070キロメートルとなります。
光の速さは秒速299792.458キロメートルですので、金星の光は2分18秒~14分20秒前の光ということになります。内合時も外合時も肉眼では見えませんが、引力や太陽から放射されているものへの変化なども考えると、常時何かしら私たちにも影響を及ぼしていると考えられます。

地球よりも太陽から遠い軌道を通う惑星はそれほどではないとしても、光によってその存在を知ることができます。これらにもそれぞれ光が届くまでのタイムラグがあり、本当にその瞬間に発せられている光は、未来の地球が浴びることになる光となります

そう、夜空に見える星はすべてそのように、私たちが今は知らない未来の光を現時点で放っており、数秒から何億年未来までの地球上に生きる生命の運命を少しずつ握っています。

人類に備えられた星のセンス

ある時、星座の位置を正確に模したという小型のプラネタリウム装置を見る機会がありました。とてもよくできたものでした。ところがあまりに小型であったためか、見せて下さった方が置いてあった装置にうっかり躓いて転ばせてしまったのです。その瞬間、私は何とも言えない、目まいに似た、船酔いのような感覚を覚えたのです。

これによって、人体にも少なからず、星の配置を全体的に感じる感覚が備わっていて、無意識に方向修正を行う遺伝子を備え付けられているようだ、ということを感じるに至りました。そう、走行性のある虫が光のある方向を上だと思って飛び方を修正しているように、ヒトも遠い光であってもそれをごく微細なレベルで感じ取っている可能性があるのです。

魂の視力

そして、これは恩師より伝えられている話から考察したことですが、魂にはこのような距離や速度の制約がなく、現時点の光をそのまま見ている可能性があります。もしそうであるなら、遺伝子は星々の影響を統計学的に記憶しており、魂は未来の地球が受ける光を見ており、これら双方を引き出すことで、未来に起こる出来事を予測できるのではないか…というひとつの仮説が浮かんできたのでした。

だとすれば未来予知とは、死線をさまよったうえ、古い遺伝子が強く出たタイプの人間に可能になる技なのかも知れません。危険すぎるので無事に生きられている方にはお勧めしたくない技術ですね…。

平安時代より続く神明宮社家の末裔。旧宮中神祇に学び、独自の感性を基に探究を進め占い師および臼井霊気療法師範として活動。著書に「成長する伝言」、月刊情報誌「ほっとパル長野」12星座占い・血液型占い連載、フィーチャーフォン・スマートフォン公式占い監修など活躍多数。

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