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幼児期の発達障害を治療するには?

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発達障害に対する医療の現状

今日は発達障害の息子さんを持つお母さんからのご相談でした。

このお子さんはチャイルドシートに乗せても抜け出してしまい、
状況に適応できず、すべき事をすべき時にできず、
好きなことだけを好きなだけ好きな時に続けてしまうという状態で、
育て方に大変困難を感じておられました。

5歳未満はIQテストを受けることもできないため、それまで待たねばならず、 テストが受けられなければリハビリも行えないのだそうです。

その頃までが一番大変な時期・脳の発達時期に当たるというのに、です。

ただし一見普通で、明確な障害というラインに当たらず、(だからこそ本格的な治療はできないのですが)好奇心が旺盛で好きな事には集中できるというところから、工夫次第で改善の余地はあるように思われました。


脳細胞の活動偏向に沿って環境を与える

普通の子供は、興味はないけれども与えられたものを受動的に処理して、なんとか脳が吸収して(させられて)いる状態です。

しかしこの子の場合は、興味の向いたものだけを全力で満足するまで吸収するので、 同じ時間をかけても吸収できる情報量は凄まじいものがあるのではないかと考えました。

そこで、まず最も手近で量の多い情報源、すなわち自然を相手にすることを提案しました。
人に関心を持てばまた違った運命を辿るのでしょうが、彼は人には関心を持っていないのです。
彼の関心対象は専ら「物」でした。

自然は人工物と違って、彼以上にマイペースな自然たちが好きなように生きています。

いくら木の実や葉っぱを散らかしても、既に散らかっています。
怒られることもなく好きなだけ転々と興味を移せるでしょう。
しかし日照の変化により、続ける時間は自然に従わねばならないことを学ぶでしょう。


そして、自然の中で行動するには危険が伴います。

怪我とは何か、痛みとは何か、危険とはどういうことを言うのかを肌で知ることになります。

作られた平坦な道を歩いているだけでは分からない、凹凸の意外さや生き物の息遣い。

安全な空間ですくすくと養われた注意欠陥は、たちどころに消えて行くことでしょう。

森の中では、生命体としてまともな感性を開かざるを得ないのです。

『細胞は環境に適応して発達するように作られているから』です。


三つの未来

都市に引っ越した場合の彼の未来を見てみると、

  『社交的だが人を信用しない大人になる』

現在の保育園を継続すると

  『障害は治らず将来に引きずることになる』

自然教育を主とする園(信州やまほいく認定園)に移った場合は、

  『障害は治り、勇気があって他の人も幸せにできる偉大な人になる』

と示されていました。

つまるところ発達障害の特効薬は彼の場合、自然。

自然に「困らされる」ことによって彼の知能は開いて行くと出ていたのです。


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