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てんかんとは、脳神経細胞の異常活動を原因として全身の神経的な異常を発作的に引き起こす病です。発作には硬直、失神、しびれ、動悸、失語など様々な症状があり、生まれつきのものから、脳炎などの後天的な要素によっても発症します。診断には脳波計測機が用いられますが、この機器は無症状時では異常を発見しにくいと言われます。私はこのオーラ観察がコミュニケーションの取れない乳児や、無症状・未発症時にも判断の助けになるのではないかと考えていました。

そしてこの仮説は突如、証明されることになりました。


2023年5月POLA伊那店様のオーラスケッチイベントにおいて、てんかんに見られるオーラをスケッチする機会がありました。私は普段オーラスケッチではあまり踏み込んだことは聞かないようにしているのですが、このオーラでは少々事情が違います。スケッチしつつ、こんなやり取りを行いました。

「・・・?お仕事は何をされていますか?」

「持病が悪化してしまって、・・・家事手伝いをしています」

「もしかして、精神的なものではないですか?」

「そうです」

「このオーラは、パニック障害やてんかんの方に見られるオーラなんです」

「そうです、そうです」

この時の見た目は普通でしたから、無症状時(発作時ではなく脳波的に異常が見られない状態)に該当するかと思います。しかし、オーラにはそれと分かる色がしっかり表れていました。
この方のオーラは、中央に球体があり、これを囲んで抑え込むような形でくっきりとした医薬系の白が確認されました。おそらく薬でかなり抑え込んでいるのでしょうが、油断するとすぐに悪化しそうな印象でした。


植物オーラの活用

私は植物でも動物でも魚介でも、生きているもののオーラであれば何でも観察できたため、植物オーラを活用する方向を長い間検討していました。最初は単体の植物、つまりよくあるようなアロマオイルを活用しようとしましたが、思ったようには色が乗ってくれませんでした。

そこで、複数の植物を混合させてみるとそれぞれの植物オーラの個性が補い合ってきれいに色が乗るようになりました。オーラとは言い換えれば特定の神経的な信号が微視覚化されたものですから、植物が発する信号も、それぞれの特性に沿って活用することで人体の信号に働きかけることができるはずなのです。
このオーラをデザインする画材は、その後主としてレイキの目的設定段階に活躍していたため、ヒーリングエッセンスと名付けられることになりました。


服用薬をためらう人に活用される

ARIAは精神的な状態を改善したい方も訪れます。中には精神科で薬を処方されたけれども、依存してしまうことや副作用に不安のある方もあり、飲むことができず(飲んだと嘘をついて)悪化させてしまっている方もありました。こうした方にヒーリングエッセンスを試しに、と勧めるようになり、想定以上の報告に驚くということが積み重なっていきました。てんかんの方にスパークオレンジを勧めたところ、発作の頻度がかなり軽減されたとのことでした。

もちろん医薬のような安定した持続効果は期待すべきではありませんが、ヒーリングエッセンス活用の最大の利点は自らの意識を自ら誘導することで、本質的・根本的に状態を変化させるところにあると思います。両面からアプローチすることで、神経が安定した活動を行えるようになり、やがて改善していくことを期待しています。


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