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大変ありがたいことに、私はかつて葬祭(神式のお葬式)など祭式の免状とともに、魂について深く理解する機会を頂きました。当時は教えられたことを覚えるのに必死で、その中身を深く嚙み砕いて考える余裕はありませんでしたが、経験を重ねるにつれて、教えられたことの理解が深まってきたように思います。

レイキ・ヒーリングと蘇生術

例えば、皆さんも御霊舎や仏壇などに祀られている小さな木札のようなもの(霊璽、位牌)を目にしたことがあるかと思います。故人の魂に、この御霊代(魂のよりどころ)へと遷っていただく手順があるのですが、実はこの手順を生体に応用する法があり「死人も生き返る」と伝えられていました。

いや流石にまさか死んだ人が生き返るなどということはないでしょう、とそれほど重視していなかったのですが、ある日、体調を崩したときにこんなことがありました。

この時もいつものようにレイキ・ヒーリングで手当てを行っていたのですが、他の人に施術するよりも時間がかかる感覚があり、つねづね不便に思っていました。子供たちはコロナに罹った時でさえ10分ほどの手当で、すっかり顔色もよくなって翌日には走り回っています。ところが自分に施術するときは、同じほどの感触を得るのに最低30分ほどはかかるわけです。しかしその日はたまたま、先述の手順を思い出すことができました。

『死んだ人が生き返ることはないにしても、ひょっとしたら死にかけの人や病人を蘇生するような働きはあるのかも知れない』と思い、半信半疑に行ってみたのです。

時間にして3~5分ほどでしょうか。

祝詞も暗記していましたので病床でも難なく、仕上げに一息吸ってゆっくり吐いて行くと、不思議なことに、すっかり体が軽く楽になったのです。実際のところ、私は聞いたことをそのまま信じるタイプではないのでプラシーボ効果でもありません。この後も(味を占めて)2~3回同様の場面で行ったのですが、やはりよく効いてくれました。

ただ、治るというのとは本質的に違うように思います。生気が戻ってくる、といった感覚に近いでしょうか。

エーテルショック状態

この蘇生術で起きているのはどういう現象なのだろうとしばらく考えていると、エーテルショックについての古いノートを見つけました。

西洋では物理的あるいは精神的なショックを受けると、エーテル体と呼ばれる霊体が体からズレる、ないし、外れるという考え方があります。特にショックがない場合でも同様の現象が稀に起きると言われ、日常生活に若干の支障が起こるため、正常に戻すために特定の色を用いたオーラセラピーを行います。

霊体を元の位置に戻すと言う意味では、先の蘇生術と少し似たところがあります。ただ、神道が扱う対象はエーテル体ではなくコアであって、葬儀では位牌などに遷っていただき、蘇生したい場合は体にしっかり収めるというわけです。

不安定な魂が引き起こすもの

目的とする位置に魂を収め安定させることを鎮魂と言います。これが広く存在するということはすなわち、安定していないケースが多々存在することを同時に暗示しています。

体調を崩した時、その病を乗り越えるか、負けてしまうかの境目には、生気であったり、闘おうとする気力なども影響すると思います。鎮魂によって生気が戻るとすれば、病や諸々の影響によって人の魂は容易に不安定になってしまうものなのかも知れません。また、この状態ではレイキ・ヒーリングの出力も弱まってしまうとすると色々と辻褄が合って来ます。

昨今、ARIAにはうつ病だけども薬を服用したくないという人が少なからず訪れています。看護師の方でさえ、精神に関して服薬には意味がない(物理的化学的要因を除き)といいます。うつ病の方に共通して見られるのはエネルギーダウン現象です。気力が失せ、生活がままならないという状態です。病気で生気がない状態と似ていることを思うと、これも不安定な魂が引き起こしていると考えることもできます。すなわち仕事や人間関係などのショックがあり、深刻なエーテルショックが起こり、生気が失われている状態です。

ARIAにおいて、レイキ伝授はエネルギーを自己回復できる機能が備わるおかげか、大量の投薬を受けていた深刻なうつ状態の方も回復した実績があります。また遠隔ヒーリングはこの出来事以来、蘇生術を採用するようになったお陰でかなり改良されてきました。
一方、ハンドヒーリングではここまでは行っていません。この対応が必要になるほど深刻な方はそもそも何度も足を運ぶのが困難であるという考えからです。一見、実際に手を当ててもらうとその場は良いように感じますが、精神的な病はほぼ間違いなく慢性的なものです。よって遠隔施術の方が毎日施術できるため、たまにしかできない直接施術よりも成果が上がりやすいのです。

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