「真理の中に光があり、春の風の指先がある。」

この賛歌は、ある魂が自らの「真の名」を取り戻した記録です。凍てついたすべての心を溶かし、精神の古の設計図を修復するために編まれた祝福(Cétnad)の歌。

幼い頃から、私は「Caloa(カロア)」という名を抱いて生きてきました。当時はそのルーツを調べる術もありませんでしたが、「これこそが私の名である」という揺るぎない確信だけは持っていました。理由も分からぬまま、私はその名を占い師としての活動や、著書『成長する伝言』(2002年)の中に刻み、歩み続けてきました。 https://amzn.asia/d/0ceddOO4

20年以上の歳月、私はその直感だけを頼りにこの道を歩んできました。そして今、現代の情報技術の発展を経て、ついにその名の根源へと辿り着いたのです。それは、12世紀アイルランドの激動の歴史でした。その遺産の中に隠されていたのは、私の聖なる誓い――「Mér Dé(神の指先)」として、氷に閉ざされた世界に救いの風を編むという使命だったのです。

【アイデンティティについて】 本作より、私は「Mér Dé na Caloa(メル・デ・ナ・カロア)」として活動いたします。これは単なる新しい芸名ではなく、私の真の姿の顕現です。数十年にわたり守り続けてきた名と、生まれ持った役割を一つに結ぶことで、私は時間やDNAを超越した「魂の系譜」へと帰還します。

この春の風が、大陸の呪いと人の心にある棘を浄化し、新たな始まりへと変えることを願って。

Gaeth fhuar, is dearg in scé, (冷たい風が吹き、サンザシは赤く輝いている。)

Cétnad mo phopa dom-re, (先生は僕にケートナド(詩)を教えたけれど、)

Mescad mes, n-i maith a ghlór, (実を潰して遊ぶほうがいい、先生の声は(くどくて)入ってこない。)

Cluiche dorn, cen brón, cen bbe. (手遊びをしていても、先生は怒らず、悲しまなかった。)

Is fis dam, sui d’ar sui, (僕にはわかるんだ、教える人(先生)にも教えた人がいるのだと。)

Aimsir sunn, ráidit in t-airm, (この時、この場所こそが良いのだと(彼らは)言ったのでしょう?)

Reasbaid rath, ba réid mo lár, (あの時はあまりに容易く、すべてを覚えたつもりだったけれど、)

Aith-gein m’anma, dorn-mhes amháin. (魂が転生してみれば、残っているのは手のなかの実の感触ばかり。)

Ráid in sui, n-ro fess in scél: ((しかし)賢者はその結末を既に見通し、こう告げていたのだ——)

Sceach i n-glacaib, fír i n-eóir, (手の中のサンザシが、黄金の真実を呼び起こし、)

Mac na mór-shíthe, eól i n-alltar, (大いなる妖精に導かれ、異界との縁を持つその子が、)

Dorn i n-Dia, n-anfud mo ghaeth. (やがて指先に神を宿し、自らの霊感を嵐(真実の風)として響かせることになるのだと。)

Gaeth inna n-anfad, scuabaid in mairg, (嵐の中より吹く風よ、積み重なった悲しみを掃き清め、)

Díthir gach olc, i n-itir na m-be, (存在の土壌から、一切の悪しきものを消し去らん。)

Beirid rath, sínid an saoghal, (恩寵を運び、凍てついた世界を(温かく)解きほぐし、)

Sollus in fír, mér an earraigh ghaeth. (真実は光り輝き、その指先には春の風が宿る。)