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「そのまま歩いていくと、その先にある石に躓いて転びますよ」

こう言われたら、あなたはどうしますか?

そう、ほぼ間違いなく避けると思います。
この行動変化によって、転ぶという「未来」はなくなり、転ばれるはずだった石ころが道に佇んでいるという「運命」の姿が見えてきます。


実はよくある質問の一つに、「運命は変えられるのか」という質問があります。

占いでは、この石と人との存在がセットになった姿を教えられます。
おそらく、依頼者がもっとこの石(運命)を嫌っていたら、石をどかして他の人も転ばないように大きく未来を動かすことでしょう。ただ、ほとんどの人はとにかく転ぶこと(未来)だけを変更することになります。

すなわち「運命とは変えられるがそれ相応の力が要る」もので、「未来は人の意識や行動によって変えることができる」ものなのです。

このため、未来を知るということは未来に変更を行うのと同じ意味を持ちます。
よって定期的、あるいは変化点に合わせて未来を鑑定し直すのが占いの効果的な使い方となります。