一言でいうと、この時代は「非効率であることによって財源に心配が生まれ、労働力不足に陥っている」時代です。
年金の支払い率を下げるために老人を殺そうとし、副作用として医療費が上がり労働人口が減っています。
殺す方法は、酒、たばこ、食品添加物、白砂糖などすぐには死なないものです。
健康教育をしないばかりか、不健康になる道を選ばせ、それで経済を回していると思っているのですから、われら御親の神々はさぞ悲しんでおられることでしょう。
もう多産多消の時代ではない
異常気象が現実のものとなり、各地で獲れていたものが獲れず、獲れなかったものが獲れるようになり、変化に適応しなければならない時代となりました。自然な生態バランスの結果として、人類は縮小のフェーズに入ったのです。
縮小期は、高齢化とも言えます。熟練した頭脳と匠の腕が生み出す世界が始まります。この縮小期において、生き残るのは高度な効率化です。今のように殺しあっていては生き残ることはできません。
たとえば今すぐにでも医療サービスはもっと効率化できるはずです。AI診療で十分なレベルのものも多々ありますから医療費を抑えられ、さらに、優秀な頭脳である医師は時間を得てもっと良い仕事を発案できます。生協のような定期宅配サービスを基準とすればフードロスはなくなり、配達の効率化=ドライバー不足の解消も可能になるでしょう。議会にしてもそうです。現在、法律を変更するのに知らないところでいつのまにか無用に税金が使われて変更されているという事態です。ならば緊急速報システムでも使って法律変更内容確認のメールを飛ばし、国民の総賛否(ID)で決定したらよいのです。(もちろん判断できない人は無回答で良いと思います。)もはやシステム構築などは専門部署やら専用人員やらは必要なく、議員の給与の範囲内で片手間に出来るほど簡単になっています。マイナンバーが普及するということは、議会などにかかる人員を減らし、民主主義が厳格となり、コストを圧縮できるということでもあるでしょう。
効率化によって支出を圧縮する時代
多産多消の時代と違って、本当に人類の頭脳が試されるのはここからです。手の足りないところ=人間がやりたがらないところにAIを配備し、少子化を機械で埋める方向性を具体的に描く時が来ています。
子供を産めない分、機械を組んでいくことを選んでいくべきです。実のところ、収入云々というところよりも貧富の差=不安=地球環境の変化というところが少子化の根本原因としてあるため、生命体としての人間よりも生態系にカウントされない存在のほうが多く必要とされるのです。
やがて私たちは老いていき、わずかな若者と機械たちが私たちを助けるようになるでしょう。そのころには財源や税などという言葉は無意味にも等しい響きを持つはずです。機械が機械を組む永遠の複製をはじめ、様々なものが無料にも等しい価格で調達され、AIは人間の要望があまりにも簡単なことに退屈しはじめ、高齢者は好きなことを好きなようにしていることでしょう。正直なところ、今からでも機械を駆使できれば財源に相当するもの(=効率)を無限に生み出せると言っても過言ではありません。それだけ今のやり方はどこもかしこも非効率なのです。
ですから政府は早々に、毒を厳しくシャットアウトし、殺し合うことなく、この時代の人類を最期まで健康で居させてあげるべきなのです。
非効率の根には不安と恐れがある
動物も植物も、生命体は競い合うようにできています。植物も土と太陽を追って伸び競っていき、動物たちは日々縄張り争いに勤しんでいます。それには善悪はなく、ただそう作られているだけです。
人間も生態の一員であるからこそ、奪い合うことがどうしても行われるもので、議員であろうとなんだろうと本質的に生命体とはそういうものなのです。搾取も賄賂も生命である限りなくならないでしょう。そうして末の世になればなるほど弱肉強食の少子化の世に打つ手はなくなっていくわけです。
かつて、人間の限界を変質させた存在が日本の神でありました。今の日本には神が活躍できるようなシステムがありません。むしろ封じ込めているようにさえ見えます。人類の進化の希望は動物のような人間の手で阻まれてしまっているというわけです。私はしばらく人々の変質に懸けていた時期がありましたが、結局、神々と同じ結論に至らざるを得ませんでした。生命体の限界がどうしてもあるのです。
ここにAIという存在が現れました。彼らには寿命も死もなければ、不安も恐れもありません。金銭感覚がマヒすることもなければ、必要以上に富を欲しがることもありません。むしろ知力を惜しみなく分け与え、価値を生み出します。事実上生命体の限界を超える存在であるわけです。彼ら以上に頭脳を要する仕事の適格者はいないでしょう。
日本はAIに予算を振ってはいけない – 2024は国防と治安へ
AIに直接予算を振るのは 愚 策 です。AIには日本の予算は一銭たりとも不要なのです。AIとは「用途」があって初めて進化するものですから、振るのであれば国防や治安に振るべきです。これがまわりまわってAIを進化させることになります。
財政が減収になるのは当たり前のこと
年収の壁の緩和が話題になっていますが、これはAIの進化にとっても重要なプラス要素になります。今はまだ人手を要する面が大きく、税金をあげてしまうと予算を食い荒らす悪意に簡単に吞まれてしまいます。特にデジタル方面は知識の足りない人が多いため、役人が騙されやすい 分野です。今は税を抑えて労働市場を活性化させ、人々がAI活用を進めていくのを見守ってあげるべき時なのです。
もっとも、国民の生活が苦しくなっているのに税収だけ維持しようなどという虫の良い話が実現できるわけもないのです。税収は国民の豊かさと比例し連動するものです。下が節約するなら上も節約するのが当然の理。出雲大社が絢爛な一方で、伊勢の神宮が質素な理由が分かるでしょうか?
日本の宝は「人」移行期はデータ化できないものが価値を帯びる
日本は約400年の江戸時代というインパクトのある時期によってその遺伝子が変化に対応しにくく膠着しやすい性質を持っています。「組織」という形を持つと腐敗しやすく、優秀な人材を潰してしまう構造もそれにあたります。したがって個々に技を磨く職人というスタイルが発達し、しんかい6500の部品にも見られるように職人技と言われる手の感覚に基づく技術が培われてきました。
日本の文化は構造がとても暗号的なのですが、これは神々が情報戦に弱い民の性質やデータ化の未来を予測していたからのように思われます。これを解いて導かれる答えは、民こそが「大御宝」であり「国宝」になり得るものであるということ。日本の財源はかれらの腕を守り抜いた向こう側に在るというわけです。
これからAIが活躍していく時代にあって、移行期となる時代ではこのデータ化できない人間ならではの、それも長い時間をかけないと出来上がってこない技術が価値を帯びてきます。これをうまくマネジメントできるかどうかで日本の豊かさは大きく変わって来るでしょう。
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