*探し物占いサービスは二種類存在しています。自己紛失は技術的な性質から遠隔ヒーリング長期利用が条件となりますが、盗難の場合は通常鑑定で対応可能です。
本日はお得意様からのご相談。
別件で通話していたところ、預かった通帳のコピーを無くしてしまい事務所のあちこちを探し回って時間を浪費しているそうなので、探し物を占えることを打ち明けると「ぜひお願いします!」
というわけで久々にルーンを手に取りました。
「水場が出ていますね。その右に引き戸があって・・・」
「えっ見たわけでもないのに、すごいですね」
やっぱりそこか!といいながら、戸棚の前にあった箱をゴソゴソと探しています。
しかし、色の様子を尋ねると、そこの空間ではなさそう。
「戸棚の前にいろいろと物を置いてありますか?そこではないんですよ」
「そうなんですか?」
手を止めた様子が伝わってきます。
「そう、その戸棚を正面に構えたら、くるっと真後ろを振り返ってください。
その正面方向に書類の暗示があります。」
「デスクですね。」
なるほど、この暗いグリーンは印鑑入れか何かかな…?
通帳のコピーなら、貴重品とセットになっていてもおかしくなさそうです。
他の着信が入ったので一旦通話を切り、しばらく経った後。
「確かにデスクにありましたよ!」
後でなぜ失くしたのか尋ねてみると、普段はそこに仕舞うという行動を取らないのに、珍しくしまい込んだためだと言います。
またコピーを取ればよいというわけで大事に考えていなかったそうですが、探す時間、再度作成する時間、などに貴重な人生が失われてしまいます。
失せものとは、時間を失くすことであり、
占いとは、時間を生み出すことなのです。