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*探し物占いサービスは二種類存在しています。自己紛失は技術的な性質から遠隔ヒーリング長期利用が条件となりますが、盗難の場合は通常鑑定で対応可能です。


今回は福祉施設にお勤めの方からのご相談です。
ずいぶん深刻な様子で電話がありました。音が反響し、ザワザワしています。

「仕事場の書類が無くなってしまったのですが見てもらえないでしょうか、
 みんなで探したんですが全く出てこなくて」

探し回った末、困りに困ってといった様子です。

会社などの共有物はなかなかうまく出なかった前例がありましたので、どうしたものか…と悩みつつも、いろいろと尋ねてみると電話の向こうで数人の人と話している様子がありました。

「担当者は…えーと誰でしたっけ?ああ、○○さん、○○さんだそうです」

対象の書類はA4の白い紙。手書きで名前と個人情報が書かれてあり、書き直すとなると大勢の人が関わるため大変な手間になるようです。

ひとまず物のイメージはしやすいので一安心といったところ。

あとはその名簿の担当者、組織名を聞けましたが、忙しそうでしたのでこれだけの情報で見ることになりました。


「出てもいいはずの暗示がない」という特徴

見てみると、しぶい色彩の空間が出てきました。
ルーン数は少なく「出てきていない象徴」が多い出方です。
つまり、通常であれば水場や窓、庭という目印が出るのに、そうしたものが全く無いわけです。

「椅子とベッドのある部屋のとなりの部屋または荷物で仕切られた場所、そばに印鑑か紅色のものがある」
「殺風景な印象で、緑化されていない、または窓の外も庭に面していない、たとえば北側の部屋か2階以上」
「利用者個室となりの事務所か倉庫かといったところ、水場がないので調理には関係ない場所」

あわただしくメッセージをこのように送っておきました。

そして50分後。

「ありがとう!有りました、ヘルパーさんが自分の書類と一緒にしまっていました、窓のない部屋、庭に面してないです。」


今回、共有物であるのにも関わらず鑑定できた理由は、

  • 紛失からそれほど時間が経っていなかったこと
  • 大勢の人が探す意識を共有していたこと
  • 占うということを複数の人が認識していたこと
  • イメージしやすく人の手で名前が書かれていたものであること

といった点が挙げられるかと思います。

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