Pocket

私は占い師として、皆さんのあらゆる質問にお答えしています。

その中でも「未来」というものについては、2種類の質問が存在します。

・ひとつは、「自分が直接関与しない未来」
・もうひとつは、「自分が直接関与する未来」

この2つです。

前者は、例えば「道路開発の計画があるけれど、自分の土地を通るのか?いつ収容されるのか?」というような、質問者自身ではどうにもならない、他動的に降ってくる未来です。こうした未来は、占った通りにならなかったことは未だかつてありません。「以前ご報告させて頂いた通り、これまでの流れは完璧に的中しております。」とのことでした。


知ったことによる矛盾の発生

特殊なのは、後者の「自分が直接関与する未来」 です。

人は、未来を知ったことによって本来の行動とは違った行動を無意識に取ってしまいます。このため、占った未来は大なり小なり、変化が生じて来るのが自然なのです。

時々、何年も前に占った結果をそのまま信じて過ごしてしまっている人がいますが、これは絶対に避けるべきです。すでにかなりのズレが生じていることでしょう。

こうした未来については、最低でも1~2カ月に一度は鑑定し直したほうが良いものなのです。


結果やアドバイスへの理解度

もし占い結果を信頼できるものにしたいのであれば、定期的に未来のズレをチェックするとともに、理解度を上げていくのが良いでしょう。

占った結果は完璧に出ていて、それをいくら細かく伝えても、質問者がこれを理解出来ていなければ意味がありません。

それどころか、誤解によって意図しないズレを生じさせる要因ともなるのです。

ありがちなのは、良い結論だけを切り取って=間違った形で『信じて』『安心して』しまい、行うはずだった選択肢を放棄してしまうこと。

たとえば弓を射るとして、
「よく的を見て、肩の力を抜いて射れば、当たりますよ」というアドバイス中の「当たりますよ」だけを覚えてしまい、ただその未来だけを信じて「目を閉じて適当に矢を放つ」というようなことをやってしまうケースが結構あるのです。

もしアドバイスをしっかり理解し実行できた場合は、良い未来(例えば結婚や成就など)の時期は早まるか大きくなるなどして、より前向きに変化します。

ARIAで行っているメール相談のアフターフォローや、LINE公式はこの理解度を上げるためのサービスとして提供しています。分かりにくいところがあった場合はその日のうちに必ず確認を行いましょう。